目次
1.概況
4/7 日中足
4/7 夕場先物
2.トレード結果
本日はノートレでした。
今月の累計 ; 0円
3.相場見通し
先ずは、日足の見直しです。
短期波動 | 下げ ↓ 193日 (6/24起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 18日 (3/14起点) |
直近値幅 | 1678円 (3/14起点) |
均衡線 | 16370円 付近 |
安値圧力線 | 15440円 付近 |
UOS | 27.6% ↓ |
テクニカルを見ますと、目先下げトレンド18営業日を経過、昨日のIR安値を更新により、直近の値幅は1678円に拡大しました。UOSは続楽、27.6%と下げ代が少なくなって来ています。
続落が続いた中、本日日中は反発の値動きでした。が、それは束の間で、夕場は15500円の攻防となっています。明日には、15000円を割り込むのかも知れません。しかし、そろそろ、目先行き過ぎを意識しても良いのではと思います。
所で、日経新聞に面白い記事を見つけました。既に読まれた方も居られるとは思いますが、3月の異常な?強さが解説されています。参考まで貼り付け致します。クジラ去りし後、残ったのは株価の歪み、後はその是正が待って居る。であれば相場は。。。やはり下げなのかもです。
3月に感じた違和感とは、日本株と円相場の「非連動」だ。日経平均は3月初めから1万7000円前後の水準に張り付くような展開が続いた。円相場は 1ドル=110円台まで上昇する場面があったのに、日経平均は底堅く推移し、円高が打撃となるはずの自動車株や機械株が上昇することさえあったという。
「相場全体を押し上げる力が働いたのは明らか」(古川氏)。連動性が高いはずの日経平均と円相場なのにチャートでみると、2月中旬以降は乖離(かいり)が鮮明だ。
円高にも動じないこの粘りは何だったのか。「(GPIFなど)クジラたちが目標達成に向けて粛々と買い進めていた」。大手証券のトレーダーはこう明かす。 GPIFの国内株式の組み入れ目安は25%。年初からの株安で比率が下がれば、年度末に向けて目標値に近づけるために株式を買い増す必要がある。投資部門 別の売買動向をみると、彼らの動きを映す「信託銀行」が大規模な買い越しを続けていたことが分かる。
昨年度末からは日本株相場が再び為替動向に敏感に反応するようになった。実際、3月下旬以降は日本株と円相場のチャートにも連動性が復活しているようにみえる。これも「年度が変わり、クジラの買いが止まった。ただそれだけだ」(トレーダー)という。
クジラが去った後に残されたのは、株価のゆがみだ。「高い位置で株価を維持したツケを払うときがくる」。投資会社ウィズ・パートナーズでマクロ系ヘッジファンドを運用する石見直樹副社長はこう予言する。日本株の水準訂正が今後も続くなら、「本来は3月に出ていたはずの売りがワンテンポ遅れて出てくる可能性がある」と考えられるからだ。
海外勢が日本株を見る目は引き続き厳しい。米ヘッジファンド、メル・キャピタル・グループのグル・ラマクリシュナン最高経営責任者は「最近の円高進行は日 本企業の業績に悪影響を及ぼす。消費増税を強行すれば日本経済は打撃を受ける」と指摘する。公的マネーの買い支えがないなかで、彼らが再び売りの姿勢を強 めれば、株価は一方向に動きやすくなるだろう。
日経平均と円相場のチャートの乖離は依然大きく、今の円高水準が続けば、日経平均は1万4000円台まで調整する可能性さえ読み取れる。クジラ不在の閑散相場の裏で、相場のゆがみを突くヘッジファンドは虎視眈々(たんたん)と荒稼ぎの機会を狙っているはずだ。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。